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人間関係に悩む人が知っておいた方がよいこと

目安時間 12分
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お立ち寄りいただき ありがとうざいます!

 

ハルです(^_-)-☆

 

 

 

今回は、人は他人に期待される通りの人になるというお話

 

 

 

私、小中学生時代は比較的優等生でした。

(あっ、自分で言っちゃった!)

 

 

で、どういうわけか高校で

落ちこぼれるんですけど、

今回はここには触れません(笑)

 

 

今日のところは、中学時代までのお話です。

 

 

私は小中学生時代、真面目だったので

友達たちのお母さん方にしてみたら

"自分の子のお友達として安心" といった存在でした。

 

 

私はギリギリ昭和の小学生だったので、

習い事のない放課後なんかはよく友達と

公園で遊んでいました。

 

(今の小学生はもう公園とかで

そんなに遊ばないのかな??)

 

 

で、17時になると町内に

"夕焼け小焼け" が流れます。

 

 

こんな童謡 ↓

 

 

"夕焼け小焼けで日が暮れて
山のお寺の鐘がなる
おててつないでみなかえろう
からすといっしょにかえりましょ"

 

 

聞き覚えありますか??

 

 

17時に"夕焼け小焼け"の音楽が流れると、

だいたいみんなこれを合図におうちに

帰る感じになっていました。

(今思うとこの音楽

めちゃめちゃ機能してたな)

 

 

でも夢中になって遊んでいるので、

みんなまだまだ遊びたいんです。

 

 

金曜日の放課後だったりすると

あわよくば誰かのおうちに

お泊りしたい、みたいな展開に。

 

 

そこで、公園目の前のうちに一度戻り、

家電で友達たちはそれぞれのお母さん

に電話を掛けます。

「もうちょっと遊んでいいでしょ~??」と。

 

 

お母さんたちはたいてい

「どこで遊んでるの?」と

「誰と一緒にいるの?」を

自分の子どもにたずねます。

 

 

みんな近所の友達だったので、

公園は比較的誰の家からも

そう遠くはありません。

 

 

で、どのお母さんも

「ハルちゃんと一緒だったら

あと1時間いいわよ」とか

言ったりします。

 

 

「なんで私と一緒だったらいいんだ??」

と不思議でしたが、まあ延長して

遊べるのでみんなハッピー。

 

 

 

そして、中学生時代。

 

 

大半が小学校からそのまま

同じ中学校へあがっていた

ので友人のメンツはそれほど

変わらず。

 

 

中学生となると、さすがに

近所の公園ではもう遊びません。

 

 

渋谷や原宿なんかにちょっと

行ってみたくなるお年頃です。

 

 

当時はどちらも今ほど危なくない

にしても、やっぱり中学生の

子供たちだけで " 繁華街 "と

呼ばれる場所へ行かせることに

難色を示すお母さんもいました。

 

 

この頃には、私の友達たちも

どうしたら母親を説得できるか

を心得ていました。

 

 

 

「週末みんなで渋谷に行ってもいい?

ハルちゃんも一緒だから」と (笑)

 

 

お母さん連中もまたしても

「ハルちゃん一緒ならいいわよ。

でも気をつけなさいよ。」とか

言ったりします。

 

 

中学生になった私は思いました。

 

 

「私は何かあってもあなたの子を

守れましぇん!自分の子は自分で

責任を持ってくれ」と.......

 

 

 

でも、なんだかんだ言いながら

渋谷や原宿に何度か遊びに

行ったわけです。

 

 

幸い危ない目に遭うこともなく、

キデイランド行ったり、

クレープ食べたり、光GENJIの

プロマイド買ったり(あっ年齢バレる)

して楽しく過ごせました。

 

 

 

と、こんな感じで小中学生時代を

送っていたので、なんか

「私しっかりしなきゃ」、

「友達たちになんかあっちゃいけない」

と勝手に謎の責任感が芽生えました。

 

 

はい、友達たちのお母さま方のおかげで........

 

 

お母さんたちも子どもたちがつるむなら、

" 不良じゃなくて私の方が安心だ"

くらいの感覚だったと思うのですが、

もう私のなかでは「しっかりせな」と

役割を与えられたような感じになりました。

 

 

 

当時の中学校といったらなかなか

荒れていたところが多い時代で、

それこそ不良グループは盗んだ

バイクで走りだしそうでした。

 

 

 

パラりラパラリラ~みたいな

音ならしながら校庭をバイクで

グルグルしていたり、バットで

校内の窓ガラス次々割ったり、

体育館の裏でタバコ吸ったり、

教師は教師で自分の身を守るのに

竹刀持ち歩いてたりしていたという状況。

 

 

 

私、よくまっすぐ育ったな。

 

 

 

そんなんだったから、

不良グループと直接つるむ

ようなことはないにしても、

そうした子たちに憧れるような

女子たちとは自分の子はつるんで

ほしくなかったというのが

親の本音だったと思います。

 

 

 

そして、私はそんな " お母さんたちに

求められるしっかりしたお友達 "

の役割を演じているうちにそこから

なんか抜け出せなくなって

しまっていました。

 

 

自分では、もうちょっとハメ

外したり楽に生きたかったのに(笑)

 

 

こんな感じに子どもの頃に親や先生

周囲の大人たちから求められて、

気づいたらそれにマッチするように

生きていたなんてことないですか?

 

 

 

大学生の頃に初めて知りました。

 

 

これが "ピグマリオン効果"

だったのだろうなと。

 

 

ピグマリオン効果(期待効果)とは、

「人は他人に期待された通りの結果

を出す傾向にある」という

心理行動のこと。

 

 

私は友達たちのお母さん方の期待通り、

じわじわと " 真面目な責任感のある

ハルちゃん " になりました。

 

 

これを知った時、子育てには十分

気をつけないといけないと思いました。

 

 

知らず知らずのうちに子どもに

とってマイナスになったり、

しんどくなってしまうような期待

をしないように子育てしたいと。

 

 

大学時代に思っていたはずなのに

時が経ち、結果そのことを忘れて

子育てしてしまった時期が

ありました。

 

 

大いに反省です。

 

 

ですが、まだ間に合います。

 

 

気づいた時が変化出来るとき。

 

 

ということで、数年前から

親子関係再構築を始めています。

 

 

子育てだけでなく、パートナー

にも意識して接してみると

変わっていきそうですよね。

 

 

苦手な人もその人の背景を

知れるような機会があれば

過去に期待された役割を演じて

いるだけだった

ということがあるかもしれません。

 

 

そこに理解を示せたら

その人との人間関係がコロッと

変わることもあります。

 

 

こう考えたら人間関係って、

自分の働きかけでちょっとの

変化なら意外と起こせちゃい

そうな気がします。

 

 

「他人を変えてやる~!!」は

上手くいかないと思いますが、

「こう対応してみたらこの人

どうなるかな?」というくらいの

感覚で試してみると案外

上手くいくかもしれません。

 

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ハル

ハル

はじめまして!ハルです。 スウェーデンの小さな街に夫と娘、猫の4人で暮らしています。 移住以降生活を安定させるために必死→働き過ぎて家族との時間を犠牲にしただけでなくアレルギー症状で年中体調が悪い状態に→3年前の失業をきっかけに自分自身を見つめなおす→新たな学びと実践によりこれまでになく心と体が健康な状態になる→家族の心身の健康状態や起こる出来事までもが変わってくる。 こうした過程のなかで有効であった情報をブログに書き綴っていきます。

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